油分の役割
体型や体重が気になっていると、
控えた方が良いように思われる油分。
しかし過度のダイエットに燃えるあまり、
肌がカサカサしたり
疲れやすくなったりした経験はありませんか?
質の良い油(脂)を必要な量摂取することは、
体を健康に保つ意味でも美肌を目指す意味でも、
とても重要なことです。
なぜなら、
60兆個の細胞を形作っている
細胞膜の材料となっているのは油分だからです。
きめ細かい肌を目指すためには、
細胞の一つひとつに最適な水分と
油分のバランスが必要になることは
皆さんもご存じかと思いますが、
細胞そのものを包んでいるのが
また油分であるということにも
留意していただきたいのです。
また、
ビタミンAやビタミンD、ビタミンEなどの栄養素は
油分に溶け込んで運ばれるため、
きちんと野菜を食べていても
必要な油分が足りていなければ
体内に届けられずに
排泄されてしまうことになるのです。
積極的に取りたい油の種類
・ えごま油
疲労回復に目ざましい効果のある油です。
熱に弱いので揚げ物などには適さず、
そのまま摂取できるような
メニューに取り入れることをお勧めします。
パンにつける、
サラダにかける、スープに垂らす・・・などの
方法で大さじ1杯を目安にしましょう。
えごま油を定期的に摂取することで、
認知症やうつ病の改善が見られた
という症例もあるというデータもあります。
酸化しやすいので開封後は
冷蔵庫で保管するのが望ましいようです。
・ オリーブオイル
整腸作用のある油で、
手軽に手に入ることから
既にご自宅で使われている方も
多いのではないでしょうか。
血管に詰まりやすい
悪玉コレステロール値を下げる働きもあり、
心筋梗塞や脳梗塞の予防に
効果が期待できると言われています。
大豆イソフラボンとの相性がとても良いので、
豆腐料理や豆料理、
きな粉を使ったスイーツなどと
一緒に摂取するようにしましょう。
開封後、
冷蔵庫に入れるほどの必要はありませんが、
2~3か月で使い切るのが目安です。
・ ごま油
二日酔いに効果があると言われている油です。
日本でも一般的な油ですね。
ごま油に含まれるリグナンは
体を酸化させる活性酸素を壊す力があり、
肝臓でアルコールを分解する時に発生する
有害なアセトアルデヒドを分解して
排出する役割も担ってくれるので、
お酒を飲む前にも飲んだ後にも摂取したい油ですね。
大量に摂取する必要はなく、
1gほどで十分な効果が期待できますので
摂り過ぎないようにしましょう。
ビタミンAと相性が良いので、
ニラや青菜などの炒め物に使うと良いですね。
・ アーモンドオイル
アーモンドオイルには
トリプトファンという物質が含まれており、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌する働きがあります。
セロトニンは
精神を安定させる働きもあるので、
ストレスを受けにくくなったり
睡眠の質が向上するなどの効果が期待できます。
アーモンドオイルは
カルシウムと相性が良いので、
ヨーグルトなどの乳製品や、
骨まで丸ごと食べられる魚と
一緒に摂取するようにしましょう。
やすだ鍼灸接骨院では
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